改めて西洋式フラワーアレンジメントのデザインの歴史を紐解いてみると、おもしろいなぁ~と思います。
このデザインは、ここに通じているのか・・・などという発見があるからです。
私が読んでいる資料は、30ページ以上ある英文の資料でイタリアルネッサンスから始まっています。
その中に、Luka Della Robbia というイタリア(フィレンツェ)の彫刻家の名前が出てきて、そのDella Robbia家の彫刻や陶器のデザインは、古典的なフラワーアレンジメントのデザインに大きな影響を与えています。
今日のレッスンでは、Della Robbia Wreath を作ってみました。

と言いましても、色彩はアナロガスに落ち着いてしまいました。
とても厳密に作ろうとすると、生徒さんたちに「今日はどうしたのかな??」と思われそうですから。

このリースを作りながら思い出したのは、以前パーティー装花に作ったフルーツをふんだんに盛り込んだ円錐型のアレンジメントやドーム型、そしてトライアングルアレンジメントです。
時代も流れ、デザインもどんどん変化していきますが、ときどき古典的なデザインへの回帰も悪くはないなぁ~、、と思いながら読んでいます。いずれにしても、古典を踏まえた上で、今の時代に生きる自分がおりますので。