先週1週間、台湾でクリスマスレッスンを行っていました。
最終日に1日だけ台南へOne day trip. 桃園より新幹線で南へ1時間20分。
駅を降り立つと、さらに南へ来たことが実感できました。
台南は日本統治時代の古い建物が多く残る地で、(日本の統治を決して肯定するものではありませんが)昔、お金をかけて造られた建物は、今の建築物と比べると外観がとても素晴らしい。今の日本ですと、丸の内や横浜の一部に同じ頃の建物が残っていますね。
![台南旅行](https://www.bremen-flower.jp/blog/wp-content/uploads/2019/12/MG_8362-550x800.jpg)
台湾では80年以上前に日本語教育を受けていて、日本語を話せるご年配の方々が多くいらっしゃいます。旅の途中でそんなご年配の方に話しかけられ、とても親しくお話をしてくれることが多いのです。また、日本に縁のあるファミリーでは若い世代の方々も日本語が話せる方が多いことにも驚きます。
![台南旅行](https://www.bremen-flower.jp/blog/wp-content/uploads/2019/12/MG_8363-533x800.jpg)
1日台南を案内してくださった台南出身のガイドさんが「あれも日本人が造ったのですよ。これも、そしてあれも・・・」なんて説明を受けるのですが、私には複雑な思いがしていました。
もともと先住の民たちが暮らす未開の島であったところに、中国、ポルトガル、スペイン、オランダ、そして日本がやって来たという歴史を持つ台湾。日本の敗戦後は、大陸からやって来た国民党による弾圧や腐敗政治によって、日本の統治時代の方がマシであった(まぁ、そんなに単純な話ではないですが)ことから台湾には親日の人が多いのだと聞いています。
いずれにしても、私たち日本人にとっては居心地の良い国ですね。