先ほど、中文のメールが届きました。
現在、オーストラリアでお花の勉強をされている中国人フローリストの方が、ウェディングブーケと婚礼用の大きめのアレンジメントを習いたい、とのことでした。簡体字で書かれていたので、大陸の方のようです。
ブーケホルダーで作るウェディングブーケは、海外ではあまり一般的ではありません。
ほとんどの場合、日本でクラッチブーケと呼ばれるhand tied bouquetになります。
ワイヤリングブーケに至っては、皆無に近いものがありますね。
キャスケーディングタイプのハンドタイドブーケがご希望のようです。
フレームを使って作ることもありますし、フレームを使わないで作ることもあります。
こちらはキャスケードではなく、ホリゾンタルに近いクレッセントブーケになりますが、フレームを使用しています。
キャスケードブーケを作る場合も同じです。
2年前に留学生たちが作った、フレーム使用のキャスケードブーケです。
ラタン素材とふわふわのお花のマッチングが、私のお気に入りでした。
文化圏の違う方とのお花の交流は、私にとってはとても興味深いことです。
色や素材、デザイン、、、全てにおいて異なる感覚を持っているからです。
いずれにしましても、SNSでBremen Flower Japanの作品群を見た上でのお問い合わせなので、いつもの花合わせや色合わせ、素材の組み合わせでいいのでしょう。日本の素晴らしいお花をぜひ体感していただきたいと思います。