気温21℃から2018年3月が始まりましたね。
花粉症を除いては、いい季節になりました❤
パソコンが大大大の苦手だった私が、四苦八苦してインターネットのしくみを学び(今でも苦手ですけれど)、今となってはSNSを通じて国境を越え、世界のflower loverたちと交流している・・・、とても不思議な感じ。
今月はカナダ在住の方やオーストラリア在住のフローリストの方々がレッスンにいらっしゃいます。
こちらはデザインに合わせたフレームを作り、hand tied で構成していただいたクレッセントブーケ。
フレームに使った自然素材も効果的に見えていますね。
こちらはフレームを使ったかどうか、記憶が定かではありませんが、hand tied でお作りいただきました。
今月半ばにいらっしゃるフローリストのおふたりは、2日間まるまる貸切のプライベートレッスンをご希望されています。
婚礼用のブーケやアレンジメントのレッスンで、「大きくて難しいのを教えて!」と熱意に溢れています。
6つのご希望のうちの1つが、それはそれは巨大なものでびっくりしたくらい。常識的に1レッスンや2レッスンで作れるものではありませんので、そちらは諦めていただきました。腕のいいフローリスト2~3人でやっても1日で仕上がるかしら~~??という大きさでした。
1つの懸念材料はブーケです。
普段フローリストナイフを使っていないのに、ブーケホルダーでtrailing bouquet のような大きなブーケを、ハサミで??
ナイフを使っていないフローリストの方は案外多いです。うちのスクールでは、ほぼ全員ナイフを使って作品を作っていただいています。
こちらは、先週末の花嫁さまのためにお作りしたキャスケードブーケ。ブーケホルダーを使っています。
何が懸念材料かと言えば、「ハサミだろうがナイフだろうが、結果は同じでは??」と思っていること。
実際ナイフを使いこなしていないと、その違いはわかりにくいと思うのです。それを説明して、どこまで理解してくれるのかなぁ~~、、って。あの小さなホルダーに少なくとも50~60本(実際はそれ以上)のお花が入るということは、緻密さと正確さが必要なのです。
日本人の手仕事の細かさが強調したいわけではないのですが、「そんなことしなくたっていいのでは?」という大らかさが私たちと少し違うのだと思います。
hand tied bouquet は普段作っているので、ホルダーブーケを習いたい・・・、そのご希望はよくわかります。
hand tied bouquet もフレームを作って構成するタイプをお教えした方が、将来的にお仕事に役に立つのではないかしら~~って、私は思っています。オーストラリアでは、どちらのブーケが一般的なのか、お聞きしたのですがその答えは返って来ませんでした。
せっかくいらしていただくので、即仕事に役に立つことをお伝えしたいと思っているわけです。
最後の2枚のブーケはホルダーを使って作っていますが、クラッチ風に仕上げることもできます。
ちょっと実験的にやってみましょうか。