そんなに多くの美術館を訪れたわけではありませんが、強く印象に残っているのが「イサムノグチ庭園美術館」。
香川県にあるので、時間ができたからといって気軽に行けないのが、ちょっと残念。
美術館全体が自然と一体化していて、作家の息遣いがそのまま残っているような所でした。
何時間でも佇んでいたいところなのですが、入場には人数制限と時間制限があります。作品をただ見るだけであれば十分な時間ですが、作家の存在を感じながら時間の流れに思いを馳せるには短い。
![ひまわりの種のブーケ](https://www.bremen-flower.jp/blog/wp-content/uploads/2018/08/MG_7764-350x496.jpg)
建築的見地からの評価はわかりませんが、マルと呼ばれる石垣やその外側に植樹された木に至るまで。
彼が計算していたかどうかは未確認ですが、日本の「借景」の要素もあって、美術館の背景には四国の山々、マルの周りには風にそよぐパンパスグラスが。ちょっと日が傾きかけた斜陽の時間帯が雰囲気があります。
また行ってみたい美術館です。
個性的な花束とアレンジメントをアップいたします。
![アンスリュームのアレンジメント](https://www.bremen-flower.jp/blog/wp-content/uploads/2018/08/PCclinic7444-600x463.jpg)
インスタにアップしても、あまり「いいね!」がつかなさそうな2つ。
お花のcreationの場合、そんなことはどうでも良くて、表現したいものが表現されていればいいのかな、と。
でも、世の中的には評価されないと仕事にはなりませんね~~。
東京オペラシティーで「イサムノグチ展」をやっていますが、四角い箱の中で見てもなぁ~~、、、と思っています。
自然があって、風が感じられて、オープンエアーの土の上に置かれた作品の方が、やっぱり魅力的ですから。