近頃の花市場は、クリスマス花材と春の花材でほぼ埋め尽くされています。
ハロウィーンが終わると間もなく、アメリカからモミやネズなどのクリスマス花材の第一便が入荷、南半球からはドライフラワーなどにも向く個性的なワイルドフラワーがたくさん入ってきます。
クリスマスのワークショップのため、そのような花材がどんどん売れていて、後は冬を通り越して春のお花たちがたくさん並んでいます。チューリップ、スイートピー、ヒヤシンス、ラナンキュラスetc.
ひと昔前の12月の状況です。その頃でも、「年が明けるまでは、チューリップもスイートピーも買わないぞ!」と決め込んでいたのですが・・・、今日は色合わせのため、スイートピーに手を出してしまいました。
![ストックを使ったアレンジメント](https://www.bremen-flower.jp/blog/wp-content/uploads/2019/11/MG_6931-533x800.jpg)
先日、レッスンでも作って、お客様へも配送したアレンジメントです。
ストックとトルコキキョウが一緒にアレンジされていますが。本来トルコキキョウはなつのお花でストックは春のお花。それを晩秋に作っています。
![ストックを使ったアレンジメント](https://www.bremen-flower.jp/blog/wp-content/uploads/2019/11/MG_6956-533x800.jpg)
今日のレッスンでもストックとトルコキキョウ。オランダからのクレマチスも。
お花の世界も季節感が薄れてきています。
私だけが感じているのかと思いきや、、、先日も今日も「何だか季節感がなくて嫌になっちゃうわ。」とか、「まだ買う気がしない・・・。」とか、、そんな声が多く聞かれましたよ。
う~~ん、みんなそう思っているのね~~。
![ストックを使ったアレンジメント](https://www.bremen-flower.jp/blog/wp-content/uploads/2019/11/MG_6955-600x419.jpg)
私たちは四季のある日本に生まれ育っていますから、、、季節感が染みついているのでしょうね。
まぁ、そういった違和感を意識していたいとは思っています。