作品へのアプローチの仕方は実にいろいろあります。
「こんなイメージの作品を作りたい。」という場合は、そのイメージに合った花材やコンテナを用意して組み立てます。
「こんな用途に使いたい。」という場合は、その用途に合ったデザインを考え花材を選んで組み立てます。
また、「こんな花材が入手できたから・・・」という場合は、その花材に合わせたデザインを考えて組み立てます。
いずれにしても花材やコンテナの特徴をよく見極める必要があります。

こちらのアレンジメントは「クールで落ち着きのあるアレンジメント」というご希望でご用意した花材と器。
ある程度花材のアイテム数を絞ってスッキリと見せること、またインパクトのあるフォルムや素材感を選ぶことに留意し、色も数も色彩も抑えました。器はシンプルで冷たい印象のものをお使いいただきました。

それと対照的なアレンジメントがこちら。
このアレンジメントの場合は、器ありきで素材を選びました。
牧歌的でナチュラルな素材の手付きバスケットですから、素材も草花っぽさや素朴なイメージのものを選びました。
私自身は1つのスタイルに定まることなく、その時々の流れに任せていろいろな花の魅力を見出だすことが好きです。