花市場に着くとまずは鉢ものをチェック。
「何かおもしろい素材はないかしら・・・。」
花屋さんではないので、鉢ものも全てアレンジメントや花束にします。
切って使えるものもたくさんありますし、使えないものもあります。
今回気になって買ったのが、このニオイザクラ「ホワイトパール」
花姿はセイロンライティアに似ていますが、花弁はセイロンライティアより柔らかく繊細です。
何が一番気に入ったかと言うと、蕾なんです。
ほんのりピンクがかっていて、まるでフルーツの桃のよう。
さて、選んだはいいのですが、どんなお花を合わせよう??
考えながら行ったり来たり。これが市場での常なんです。
短い時間の中で、目に付いたもの、それに繋がるものを探します。
スプレーバラの「パリス」、そしてそれに繋がるマゼンダのバラ「プレシャスモメント」。
セダムの「チョコレート」
このセダム、いつも使っているセダムに比べて枝分かれの仕方が面白いですね~。
このように渋い色を加えるてあげると、アレンジメントに色の深みが出ます。
ほんのちょっとの効果ですけれどね。
レッスンでは、この暑い時期に少しでもお花を長く楽しんでいただきたくて、花持ち優先で花選びをしています。今の季節、バラにはなかなか手が出ないのですが、秋を楽しみにしていてくださいね。