2016-05-19
コップ半分の水
人生をよく「コップの水」に喩える話を耳にしますね。
なみなみと注がれた水でないと満足しない人もいれば、
必要な分だけの水で十分と考える人もいます。
コップに注がれた半分の水を目の前にして、「半分しかない。」と嘆くか、「半分もある。」と満足するかで、人生の幸福感は変わってくるのかもしれない。
どちらがいいとか、悪いとかという話はナンセンスで
「半分の水」で満足できる人もいれば
「1杯の水」でも満足できず、もっと多くの水を望む人もいる・・・、
ただ、それだけの話。
幸せのベクトルは、全くもって個人差があるのだろうと。
芸術であれ、技術であれ、物事を追究していく世界においては、「ここでいいだろう。」という安住の地はなく、飽くなき探求自体に幸福を感じるのかもしれないな、と。